マクロビオティックってなに?
マクロビオティックとは、基本的に玄米を主食、野菜や漬物や乾物などを副食とし、独自の陰陽論を元に食材や調理法のバランスを考える食事法です。陰陽論とはこの世のすべての物質や現象を陰と陽に分けて把握し、それらのバランスを保とうとする考え方のことです。食材を陰性、中庸、陽性に分け、それらのバランスを崩さない食事法こそがマクロビオティックなのです。
マクロビオティックは、「マクロ=大きな」と「ビオ=生命」、そして「ティック=術」からくる合成語で、「偉大な生命」「健康による長寿」などの意味が込められています。また、ギリシャ語の「マクロビオス」という単語を語源としています。

マクロビオティックの歴史
日本発の食事法
マクロビオティックは、明治時代の薬剤監であり医者であった石塚左玄の食物に関する陰陽論が思想の基盤になっています。そして松岡四郎らが中心となって国内で、久司道夫らが中心となって海外で広めました。
海外で広がる
1950年代、久司がアメリカでマクロビオティックを広めようとした頃は、当時の栄養学と矛盾していることから大きな反発があり、政府によって禁止措置がとられたこともありました。しかし久司は、アメリカの風土を考慮してマクロビオティックを再構成し、それを広めていきました。そして1970年代以降になるとようやくアメリカで受け入れられるようになりました。
後にアメリカではザ・リッツ・カールトンホテルで採用されたり、ハリウッドスターをはじめとした数々の著名人に実践されました。
国内でも支持を受ける
アメリカで受け入れられたことを皮切りに、国内でもマクロビオティックが雑誌等で紹介され、注目を受け始めました。そして健康食ブームに伴って、カフェができたり、各種出版物が刊行されたりすることで、さらに注目が集まるようになりました。
